霞ヶ浦の南岸に位置する古きよき街。

◆茨城県稲敷市・江戸崎は、霞ヶ浦の南岸に位置するため温暖で年間の降水量も比較的少なく、とても過ごしやすい気候にあります。空の玄関口「成田市」と研究学園都市の「つくば市」とのほぼ中間にあり、 これまでこの地域の行政・商業の中心として大きな役割を果たして来ました。

◆稲敷市江戸崎(旧江戸崎町)は、昭和29年に(江戸崎町・君賀村・沼里村・鳩崎村・高田村)の1町 4村が合併し江戸崎町が誕生しました。そして、平成17年には近隣4ヵ町村(江戸崎町・桜川村・東町 ・新利根町)が合併し「稲敷市」となりました。

◆近年では圏央道「稲敷インター」が開通し、よりアクセスしやすい環境となりました。

江戸時代から水運の拠点として栄えた街。

◆霞ヶ浦に隣接し、そこへつながる小野川のほとりに位置する江戸崎は、江戸時代から利根川と霞ヶ浦 そしてはるか江戸を結ぶ水運の拠点として栄えてきました。 当時は大きな商いをしていた豪商も多数活躍し、今でもその末裔が商売を引き継いでいます。

◆江戸崎のまちなかには、江戸崎城下町時代を偲ばせる、寺社仏閣が多数点在し、昭和当時の佇まいを残す商店街も残っています。

江戸崎まちなかの寺社

江戸崎まちなかには、天台宗、浄土宗、臨済宗、曹洞宗、時宗の各宗派寺院、鹿島神社、八坂神社が点在しています。半径数百メートル以内に これらの寺院がある街並はめずらしいと言われています。

都市部からも意外と近いかも!?交通アクセス。
◎電車・バスで・・

【JR常磐線土浦駅】より、JRバス関東 君島線(45分)JR江戸崎停留所下車

【JR常磐線土浦駅】より、JRバス関東 霞ヶ浦線(45分)JR江戸崎停留所下車

【JR常磐線ひたち野うしく駅】より、関東鉄道稲敷エリア広域バス(45分)江戸崎停留所下車

◎自動車で・・

【水戸、つくば、東京方面から】 常磐自動車道つくばJCT経由、首都圏中央連絡自動車道「稲敷IC」から2.5km(約7分)

【千葉、成田、東京方面から】 東関東自動車道、大栄JCT経由、首都圏中央連絡自動車道「稲敷IC」から2.5km(約7分)

【江戸崎バス停留所(江戸崎駅)】  【首都圏中央自動車道(稲敷IC)】

江戸崎まちなかの地図とビューポイント

江戸崎まちなかのシンボルとも言える場所(ビューポイント)です。上の地図の中に、左のマークが表記されている位置の場所にあります。(各ビューポイントの説明と画像は下記)

大正橋
【大正橋】

大正元年(1912)に建設された木製の橋が初代の物です。
現在の橋は3代目です。江戸時代~明治時代は舟運が盛んで、
小野川周辺にも多数の河岸があり、商業の地としての繁栄を誇っていました。

大正橋からの眺望
【大正橋からの眺望】

大正橋脇の湖岸には船着場があり古くは商業船の船着場として賑わっていたようです。堤防には桜並木があります。堤防沿いにリバーサイドパーク(かぼちゃ公園)があって、休日は憩いの場として賑わいます。

不動院の本堂
【不動院の本堂】

医王院東光寺と号する天台宗寺院「不動院」。かつては末寺門徒114カ寺を有する大寺院として関東八檀林の一つに数えられました。

不動院からの眺望
【不動院からの眺望】

不動院本堂前から東の方角に、関東最大級の仁王門の屋根を見下ろすと、江戸崎の街並みを一望できます。

大日苑
【大日苑】

江戸入干拓を行った植竹庄兵衛が建てた居宅。皇族が一時住居に使用し、戦後は結婚式場などの利用されました。

大日苑からの眺望
【大日苑からの眺望】

大日苑敷地内からは、稲波の干拓~霞ケ浦が一望できます

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