えどさき笑遊館 
TEL:029-892-2117
茨城県稲敷市江戸崎2711
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「雛のつるし飾り」の謂れ

 雛のつるし飾りとは、桃の節句の雛壇の両側に、はぎれで作ったぬいぐるみをつるす風習で、全国で

も珍しく、「伊豆の稲取地方」「九州の柳川地区」「山形の酒田地区」などが有名で、江戸時代から伝え

られてきたとされています。

 日本の伝統手芸で、お裁縫好きな女性の手で親から子、子から孫へと受け継がれて来た「お細工物」

を、つるし飾りにしたものです。初節句にも親類縁者が手作りして贈ったとされています。

今でもその美しさに惹かれ、一つ一つに女の子の健やかな成長と幸せな一生を願い、ていねいに作りま

した。「桃飾り」とも呼ばれる百を超える飾りには、それぞれの謂れ(いわれ)や言い伝えがあります。

桃の実には霊力があるとされ、邪気・悪霊を退治し延命長寿を祈る。女の子の厄払い

さる(猿っ子)

厄が去る(さる)猿っ子 の伝承は全国各地にある そうです。

かえる

無事に家に帰れますように。

三角

香袋又は薬袋(お香は貴重品で、薬でもありました。

うさぎ

赤い目のウサギは、呪力があるとされ神様の使いともいわれます。

這い子人形

這えば縦、立てば歩めの親心 子の健やかな成長を願う。

巾着

お金に不自由しない ように。

とうがらし

虫除けの効能があること から、娘に虫がつかない ように。

ふくろう

呪力があるとされ、「福」や「不苦労」(フクロウ)にかけて。

滋養があり長寿の木。 厄払いの効があるとされている。柿が赤 くなれば医者が青くなると昔から 言われています。

神の使いといわれる。 ハトはむせないとも言 われ、お乳がよく飲め るように。

金目鯛

昔から「縁起物」として 伝えられる金目鯛。

「鶴」や「亀」は、「縁起物」 として吊るされます。

梅の花

花の様に美しくなるように。梅の花」は清純の象徴で、蕾は固く節操の正しさを表しています。

蝉(せみ)

蝉がよく鳴くことから、 「泣く子は育つ」にかけて

はまぐり

二枚貝は貞操の象徴です。

 鶴・亀・鯛・鯉などの縁起物や、花のように美しくなるように、梅や花などの季節の花々などが 吊る

されています。(数や吊るす物は地方によって異なるようです。)

資料作成:稲敷市江戸崎地区商工会女性部