「江戸崎八景」とは、明治末年に詩歌にうたわれ、選定された江戸崎まちなか地区の八か所の風景です。 作者年代は不明ですが、これより以前の幕末に、緑樹園幹有が読んだ「正定山八景(※)」を改めて 選定されたとみられるようです。 江戸崎八景の分布は、現代のまちなか地区の範囲を網羅しており、往時の文化の豊かさを象徴したも のです。江戸崎八景の各地には、平成元年、商工会青年部によって石碑が建立されました。
不動院。末寺門徒114か寺を有し関東八檀林の一つに数えられた大寺院。
天台宗の寺院。山号は医王山。寺号は東光寺。【画像をクリックすると拡大します。】引舟橋。南方面からの江戸崎への入口。小野川にかかる橋です。江戸崎入干拓(かつての湖面)を見下ろす風景。 ここから駒塚(こまつか)方面の坂を登ると、江戸崎のまちなか〜その先に筑波山を見渡す事ができます。 【画像をクリックすると拡大します。】
江戸崎、門前町の管天寺。中世、約200年にわたり県南に威をふるった江戸崎城主土岐原氏の菩提所です。【画像をクリックすると拡大します。】
江戸崎総合運動公園敷地内。現在も近くのヨシ原周辺に雁の群が見られます。 ここから稲波入干拓までは、ガン類(ヒシクイ)が訪れる場所です。【画像をクリックすると拡大します。】
瑞祥院。境内からまちなかを見下ろす高台(羅漢山)に五百羅漢が祀られています。羅漢山からは東に小野川とまちなかを見下ろす事ができます。
江戸崎高校、吹上バス停近く。茨城百景「江戸崎の景観」。北方面からの江戸崎への入口です。眼下に広がるのは稲波干拓。その昔、干拓される前は榎ヶ浦と言われていた湖で、湖面に移る秋の月が美しかったと言われています。